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生地について
■特価品について■
特価品につきましては多少の難(汚れ・傷)はそのままカットをさせていただきます。
■商品画像について■
なるべく実物を再現できるように努力していますが、
お使いのモニターによっても見え方が変動しますことをご了承ください。
茶系・グリーン系などはお色の再現が特に難しいカラーとなります。
生産ロットの違いにより、商品ページのお色と差異が発生する場合があります。
■生地の地直しについて■
生地はお洗濯で収縮しますので必ず製作の前に地直しをおこなってください
地直し後の長さの不足には対応できませんので到着後はご検品をお願いします
未使用の状態で長さが不足している場合は交換いたします(商品到着後7日以内にご連絡下さい)
●(ニットの地直し)
編み方・素材・地直しの方法にもよりますが ニット生地は収縮したり歪みが出ますので
必ず地直しをして目を整えてください。
スパン、ポリウレタン入りの付属ニットや編みの甘いニットはとくに収縮があります。
余裕をもってお買い求めください。
1時間以上水につけて水分をよく吸収させ、 洗濯ネットなどに入れて軽く脱水します
(手でねじって絞ったり、強い脱水は×)
ベースを染めたニットはとくに最初の水通しなどで色落ちする場合があります。
ご面倒でも別々に水通しをしていただき、 他の生地に色移りがないようにご注意ください。
赤を含んだ染色・プリントなどはとくに色落ちする傾向がありますのでご注意ください。
長時間濡れたものを畳んだ状態で放置しますと色移りの原因になりますのですぐに乾燥させてください。
脱水後はすぐに平らなところで目を整えながら乾燥させます。
8~9割乾燥しましたらアイロンで目を整えていきます。
プリントものは熱に脆弱です。タンブラー乾燥や高温アイロンは
変色・色落ちの原因となりますのでさけてください。
裏毛などは水通し・カット等で糸屑がたくさん出ますのでご了承ください。
●(布帛の地直し)
麻・麻混の生地はとくに収縮があるのでしっかりと地直しを行ってください。
横糸にそって生地をカットし、直角が出るよう引っ張りながら整えます。
水通ししたあとに、洗濯ネットなどにいれて軽く脱水して目を整えながら陰干します。
8~9割乾燥しましたらアイロンで目を整えていきます。
●(化繊・ウールなどの布帛の地直し)
slowboatでは基本的には不要と考えますがご心配な場合は
霧吹きで湿らせて大きめのポリ袋などに入れ 水分をある程度含ませて1時間おき、
アイロン弱をかけながら目を整えます。
てかりが出るものは当て布や浮かし気味にアイロンをかけるのもいいと思います。
毛足のあるものはデリケートなのでおすすめできません。
必要がある場合はクリーニング店で地直しをお勧めします。
当店でご提案している地直しの方法がすべての生地に適しているということではありません
地直しの方法はいろいろありますのでお客様ご自身でもいろいろ試してみてください
■ニットのベースの生地について■
●生機(キバタ)=編みあがったものや織りあがった染色、プリント前の生地のこと
精錬(糊落とし、不純物の除去)染色前のもので加工待ちの段階です。
糊などがついていてごわごわなのでそのままでは使用できません
●ソーピング(生成り)=生機を漂白はせず精錬(油、糊等の不純物を溶解して取り除く)したもの。
自然な風合いが特徴。
綿カスが残っていたりロットによって生成りの色に差が出やすい。
生成りの上から染色すると深い味わいのあるカラーになります。
●無蛍光晒(オフ白)=生機を蛍光剤を使用せずに漂白したもの。
蛍光晒と生成りの中間程度の黄味がかった白になり、
slowboatではプリントのベースニットとして使用することが多いです。
●蛍光晒=生機を塩素系の漂白剤を使い色素を科学的に漂白したもの。
混じりっ気のない真っ白に仕上がるので染色すると発色も良いです。
プリントのベースニットとしては白すぎるのであまり使用しません。
■生地の「耳(端)」部分について■
ニットは編み方によって耳の処理が違います。
天竺など、端が丸まりやすい生地には、水のりをぬったような「ガミング」など
見栄えが悪いものがありますが、生地を作る工程上必要なものなので難ではありません。
耳部分はプリントが綺麗にのらないので生地幅以外の難はクレーム対象外です。
■染色について■
ベースの素材の混率(綿やポリウレタン、ポリエステル等)や編み方により
同じ釜・同じ色でも発色や色の違いが生じます。
また、同じ生地でもロット差による色ブレが生じてしまいます。
再生産品は同じデータで染色しても完全な同色にはなりませんので買い足し等はご注意ください。
過去の商品と同色の付属をお求めの場合、色ブレを感じられることがあります。
同時期のカラーにはなるべく合わせるように努めていますが
期間が開いてしまうと大きく色ブレが生じることもあります
付属をなるべく近い同色にされる場合は本体と同時購入をお勧めします
■お洗濯について■
プリントや染色された色柄物は蛍光剤・漂白剤の入っていない洗剤をお勧めします。
色柄物には必ずフィックスといって色留め加工をしていますが、
最初の地のし・お洗濯で少しの色落ちがあります。
生地自体の堅牢度に問題がある場合は地のしの時点で尋常ではない色落ちがありますので
もしそのようなことが起こる場合はご連絡ください。
パイル素材のお洗濯は水量が少ないドラム式洗濯機等ですと
パイルが潰れて生地が硬くなる傾向です。
水量を増やす・柔軟剤を多めに投入・脱水を弱にするなど対策をお願いします。
■プリントについて■
当店ではオリジナルデザインのプリントを主に扱っております。
特殊なプリントを用いることも多く、いくつかご了承いただきたい点があります
●(地型プリントについて)
広範囲のプリントでベースの生地に色をつけるようなプリントになります。
染色+プリントに比べ大幅にコストを下げられますが、
プリントが広範囲になるので若干硬さや、型と型が重なった部分のプリントが濃くなる傾向です。
また、顔料プリントと染色は性質が違いますので色ブレがございます。
ロット差も出やすく、同カラー名の無地ニットとぴったり合わないこともあります。
●(抜染プリントについて)
ベースカラーよりも薄い色をプリントする場合、ラッカーを使わなければなりませんが
特殊な薬品でベースの色を脱色/プリントすることによって柔らかい風合いを保ちます。
良い点が多い抜染プリントですがデメリットもあります。
●(A)ベースカラーが抜染剤の影響で変色する可能性があります。
●(B)抜染剤の影響で漂白ジミのようなシミが全体(または一部)に出たり
プリントのムラ、にじみが生じる場合があります。
●(C)繊維の飛び込みによりプリント抜けが発生する場合があります。
小さな抜けはご了承ください。
表面に影響がない色落ちについては検品でもA反(問題のない商品)となっております、
裏面の美しさも求められる場合、おすすめできないプリントといえます。
販売用として制作される場合、裏面に(B~C)が見られる場合
お手数ですがプリントについての注意書きをお願いします
●(画像とイメージが違う)
以前購入したプリントと色が違う等、ご意見をいただくことがございます。
目が細かいニット、目の粗いニットへのプリントでは、
プリント型の加圧加減が異なりますので、プリントイメージが大きく変わります。
糸番手の高いスムースなど、表面が滑らかな素材は比較的プリントも綺麗に仕上がりますが
目の粗い裏毛や凹凸のあるキルティングには、糸目にプリントが入るよう多少加圧を強めにします。
また、同じロット内でも反の最初と最後では濃淡に差が出る場合がございますのでご了承ください。
●(プリントの濃淡について)
プリントの型と型が合わさる部分はプリントが濃く出てしまう場合がありますが
多少の濃淡につきましては避けられませんのでご了承ください
↑こちらは「帆布」と「ブロード」に同色の「エストレア柄」をプリントしたものです。
ベースになる生地の違いやプリントの型のわずかな圧力の誤差により、
線の強弱が出て全体的に色が濃く見えたり、薄く見えたりと、
繊細なプリントのため毎回ロット・反の最初と最後でも雰囲気が違って見えます。
プリントが同一になるよう毎回生産依頼をしていますが
ご紹介の画像と異なる場合がございますことをご理解ください。
※画像のように輪郭など細い個所が太くなりますと全体的な印象が変わります
●(プリントのお色とベースカラーについて)
お色のついたニットは染料で染めておりますが、プリントには顔料やラッカーを使います。
ラッカーや顔料は染料とは性質が異なるため、
ベースの染まったお色と同じネーミングカラーのプリントでも
お色の差異を感じることがございますので予めご了承くださいませ。
●(プリントのズレについて)
多色プリントの場合、型ズレが生じる場合がございます。
多少のズレは許容範囲とみなされて、A反として納品されます
slowboatでは難なしとされた箇所でも気になる場合はなるべく避けてカットしていますが
わずかなずれ、小範囲のずれについてはご了承ください。
●(その他プリント全般について)
・プリントによってできた生地の裏のにじみなどはリバーシブルの表記がない限り難にはなりません。
・小さなプリント顔料・染料の付着は難にはなりません。
・プリント工場では埃、糸屑等が大量に発生するためプリントの欠けが避けられません。
目立たないもの、小さなものは難としませんのでご了承ください。
●(コロンの抜染プリントについて)
2013.9.9
コロンのプリントについて、補足説明を加えさせていただきます。
生地の多色プリントは1色1色重ねてプリントをしますため 多少なり型ズレというものが発生する場合があります。
コロンはその中でも1番難しいプリントと言えます。
抜染で漂白したのち、大変細いラインのプリントをしますが
シンプルな柄なので少しでもズレがあると大きく影響いたします
プリントの多少のズレは工場側もA反で出荷されてきますが
当店でもチェックして使用できない部分はアウトレットや廃棄をしています。
ある程度のプリントのズレを容認しておりますコロンは
完璧なプリントとは言えないかもしれませんのでご利用の際は何卒ご了承くださいませ
●(ドットやチェックの歪みについて)
ベースのニットの収縮方向によって、本来のプリントが
綺麗に再現できない場合がございます。
ドットやチェックなどは縦横の比率が変動すれば歪みがわかりやすく
特に「マカロンdot」「ハニカムドット」などは、
プリント後のセット段階や お客様の元での地直しで
生地の収縮を受け、ドットが歪んでしまう場合がございます。
ある程度の歪みはご了承ください。